Casio Abe Profile
 阿部嘉昭 Casio Abe

58年生まれ。
慶応義塾大学法学部卒業後、編集業務にたずさわる。
90年、キネマ旬報入社。同社退社後、評論活動を開始。
早稲田大学非常勤講師などを務め、現在、立教大学特任教授。


映画評論では学生映画、ピンク映画、Vシネマ、ドキュメンタリーなどマイナー作品を対象に綿密な分析で定評を得ている。サブカルチャー全般を視野に入れたスピーディな言及が身上。
音楽、マンガ、写真などを横断的に論じた立教大学での講義は「サブカルチャー講義」シリーズ、『少女機械考』としてまとめられた。


音楽を中心とした著作としては椎名林檎を緻密に分析した『椎名林檎vsJポップ』(河出書房新社)があるほか、04年に開始された早稲田でのサブカルチャー講義ではゆらゆら帝国、テニスコーツ、アナログフィッシュ、オシリペンペンズ、パラダイスガラージ、テニスコーツ、髭などを扱い、楽曲を演奏・歌詞の両面から精緻に論じた。
ボブ・ディラン、フランク・ザッパ、ニール・ヤングなどを扱った06年の講義内容は自身のミクシィ日記をまとめた『僕はこんな日常や感情でできています』(晶文社)に一部収録。


これらの講義を契機に三村京子との楽曲制作のコラボもはじまる。
一方で詩作も行い、ミクシィ、サイト上に次々と詩を発表、08年には第一詩集『昨日知った、あらゆる声で』(書肆山田)を刊行し、詩作者たちとも多彩な交流をおこなっている。

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